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Day 1497

こんにちは。 

士気をくじっくって?宣伝活動って?(プロパガンダ)、

英語で言えますか?

昨日は18時から主婦Nちゃん。英検二次対策! 

そして18時半からは、JNKさん。英検対策につきあってあげてと、先生役ををお願い

しましたが、ご自身のプレゼンを始められてしまい、Nちゃんは、対策は30分で終了。

流れるようなJNKさんの早良王子のプレゼンを聴いたのでした。

ごめんね、Nちゃん。一人のご予約なら好きなことができるけど、みなさんいらっしゃるときは

おしゃべりの場なので。

3日間のトレーニングで、きっと二次試験は大丈夫!日曜頑張ってください。

さて、Nちゃんを送り出した後、JNKさんは、予告通りに、東京ローズのプレゼンを!

ご存知ない方のために、かいつまんで。第二次世界大戦の1943年日本側がアメリカ兵士の

士気をさげる目的で、ラジオ・トウキョウが、米軍向け英語ラジオ番組「ゼロアワー」と

いうのを作りました。そこでは、真夜中に若い女性がメロウでハスキーな悩殺的な声で、

絶望的な内容をささやいたのでした。「貴方が狐の穴みたいなところで戦っている間、

貴方の奥さんや恋人はきっと淋しい思いをしているわ。そんな女には必ず誘惑者が現れるのよ。

初めてのデートではキスまでするのかしら……」とか、「大きなお船の中はさぞかし快適でしょ

うね。でも、もうすぐ海の底に沈んでしまうと思えば可哀想な気もするわ。今日はいいお天気

なのに、何人の水兵さんが命を落とすことになるのでしょうね。」など、恐怖や不安を煽る

プロパガンダ活動です。そんな彼女たち(人数は不明)を東京ローズと呼んだのです。

そして、終戦後、米国のジャーナリストがやっきになってこの東京ローズを探しますが、

名乗りでたのはたった一人、アイバ=戸栗=ダキノさんだけでした。カリフォルニア大学の

大学院を卒業後、祖母を見舞うため両親の祖国日本を初めて訪ねた直後太平洋戦争勃発。

国に帰れなくなってしまうのです。帰国の機会を失ったダキノさんは、DJとして就職します。

しかしながらアメリカ国籍を捨てることだけは拒否し続けました。戦後一目東京ローズに

会いたいという米兵たちと面会を果たすダキノさん。しかし、戦後帰国したアメリカにおいて、

反逆者」の烙印を押され、国家反逆罪で起訴され、1949年に禁固10年、米市民権剥奪

判決をうけるのです。

バージニア州のアルデソン女囚刑務所で服役中、医学者として病気の囚人の介護に努め、

「アルデソンの聖女」と呼ばれたと伝わっています。アイバさんは仮釈放まで6年以上服役し、

1977年(同52)に当時のフォード大統領が特赦命令を出し市民権を回復しました。

その後、シカゴに移転し、父親が創業した輸入雑貨店「戸栗商店」で晩年まで働きましたが、

2006年9月26日、脳卒中のため90歳で死去しました。東京ローズは、名前だけ知っていたの

ですが、詳細をお聞きして、wikiペディアでも調べてみました。なんと、戦争には、いろんな

驚くお話が隠されています。さて、そんなJNKさんのプレゼンは、40分続き、あっという間に

サロンは終了。次回はどんなプレゼンを聞かせて頂けるのかなあ。楽しみ!

 

昨日の表現はこちら!

demoralize、propaganda

 

皆様も、自分のとっておきのお話を聞かせてください。お待ちしています。さて本日は昼間

お世話になっている会社の送別会のため、サロンはお休みさせていただきます。

また土曜にお目にかかりましょう。それでは、みなさまにとってばらいろな金曜であります

ように。

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